サケダイスキからレースレポートが届きました。
-----
香港では1週間の滞在中、ほぼ1度も晴れた空を見上げることがなかった。石原さんによればこの季節は香港では最悪の季節らしい。曇りと雨が続き湿度は連日90%以上……。そして街の様子も、以前はほとんどなかった1人で入れる飲食店が増えて香港らしい趣が随分と変わってしまったという…。それでも市場近くに美味しい昔ながらのザワザワした円卓の食堂を見つけると、石原さんは皆んなを誘って3日連続で通っていた。
-----
香港では1週間の滞在中、ほぼ1度も晴れた空を見上げることがなかった。石原さんによればこの季節は香港では最悪の季節らしい。曇りと雨が続き湿度は連日90%以上……。そして街の様子も、以前はほとんどなかった1人で入れる飲食店が増えて香港らしい趣が随分と変わってしまったという…。それでも市場近くに美味しい昔ながらのザワザワした円卓の食堂を見つけると、石原さんは皆んなを誘って3日連続で通っていた。
そして、やはり曇天で小雨のぱらつく3/23に、China sea race スタートラインを切った。はじめは風がほとんどなく、南シナ海へ出るのに苦労したフリートだったが、一旦東風が入ると俄然高速レースとなった。ベンガル7は2~3番手を守りつつひたすらスービックを目指して快走を続けた。そして弱風が予想されたフィニッシュ付近でも風が落ちることはなく、予想よりもかなり早く25日の夜10時過ぎにフィニッシュラインを通り過ぎた。レース中接戦を繰り返していた香港のTP52 Free Fire には、わずか数分前のフィニッシュとなった。また、ラインオーナー(着順1番手)となった Alive は66ftながら90ftのラガマフィンが持っていたコースレコードを塗り替えるほどの高速決着となった。
レース後に行われた表彰式では久しぶりにクラス3位の表彰を受けて、クルーの笑顔が夜のスービックマリーナで輝いた。
やっぱり、表彰を受けるというのはいつも嬉しいものである。相手を祝福して自分が祝福されると、お酒の味もいつもと違う。そして自分たちのチーム内だけではなくて、他のチームのクルーたちとの心が近くなる。これがあるからやめられないのです……。