カテゴリ: Sydney to Philippines 2016

おかげさまでBengal7は、2月18日現地時間15時にSubic Bay Yacht Clubに到着し
ました。
船内時計では17時でしたが、到着と共に時計を変更し2時間のボーナス獲得です。
Subic Bay Yacht Clubは、たくさんのマリーナスタッフのサポートを受け快適な
入港でした。今は船上で入国手続きを行っている最中です。

このあとは数日間で回航の片付けを行い、次のチャイナ・シー・レースの準備ま
で、しばしの休憩となります。

2月10日 Townsville出港12日目

今朝5時45に赤道を通過しました。
行き回航の赤道通過が11月23日なので、79日間の南半球滞在でした。

南緯19度のTownsvilleを出航し赤道まで、1000マイル以上の緯度を北上してきましたが、実は経度は殆ど進まず。東経146度のTownsvilleを出た後、ニューギニア島をかわすために東へ向かい、その後、西へ向かっていることから、赤道通過時の緯度は東経142度32分と、西へは僅か200マイルほど、大体1~1.5日分の距離しか移動していません。

東経142度32分というと、北海道の襟裳岬あたり。
今後は北へ向かうより西へ進む距離が長くなってくるので、毎日日本列島を東から西へどんどん横断していく旅になります。大体の移動イメージとしては、本日の昼過ぎは小笠原、あす昼は横浜市、12日は名古屋の手前、伊良湖岬付近、13日は明石市の標準子午線を越え、香川県小豆島付近、14日は広島県の世界遺産、宮島付近、15日は沖縄の少し手前、沖永良部島、そして16日にようやく宮古島付近と、一週間に及ぶ大横断です。一週間もかけて日本横断かよ、気の長い話だな。と思われるかもしれませんが、全く風の力だけでそれだけ進むって、なかなかスゴくないですか。

次目的地のフィリピンは東経120度。日に日に遅くなっていく夕暮れと朝焼けで西への移動を肌で感じながら、到着の暁には時計の針を2時間戻すのです。

モリモリ

今朝6時にニューギニア島の横を通過。無事太平洋に出ました。

 

ここまでオーストラリアとニューギニア島の間のコーラル海と、その先のパプア

ニューギニア周辺に広がるソロモン海を通過してきましたが、その2つの海は様

相が違ってなかなか楽しかったです。

 

あくまでモリ個人の今回の感想ですが、、

まずはコーラル海

・海の色は明るく、所々に藻か何かの卵?というような漂流物の帯が延々続く。

・魚をあまりみない。たまに見るのはトンボサイズの飛魚くらい。

・鳥が多い。カツオドリやグンカンドリが多く、まだ小さい子供サイズも多い。

・連日、ほぼ快晴。たまにスコール雲があるが規模は小さい。

そしてソロモン海

・海の色は深く濃く、栄養価の少ない海といった感じ。

・飛魚だらけ。良型が多く、船に飛び乗ってきた一匹はお刺身になりました。

・鳥を見ない。本当に見ないんです。。

・空高い所に雲が多い。周囲の陸地は夜は雷だらけで明るく感じるくらい。

 

これまで両方とも、南太平洋の一部というくらいの乏しい認識しかなかったの

で、ニューギニア島を南から北に移っただけでこうも違うのか!とちょっと発見

した気になったお話でした(まぁ日本列島も南側と北側でぜんぜん違う海なので

当たり前と言えばそれまでですが)。

 

ちなみに太平洋。

まだ南半球とはいえ、慣れ親しんだ太平洋に出た喜びは格別です。

今朝は太平洋に出た途端、たくさんのイルカがベンガルに遊びに来てくれまし

た。また海峡を出たすぐ先の島では、風下側に発生した雨雲に入って、久しぶり

のシャワーと洗濯を満喫。幸先の良いスタートです。

 

モリモリ

---
追記 2/8

太平洋と書きましたが、ニューギニア島を超えた北側は、正しくはビスマーク海でした。この後は小さな島や浅瀬が無数に点在するアドミラルティー諸島と離礁群を通過し、やっと広い太平洋に出ます。危険の多い離礁群、安全航海に努めます。 


P_20160203_121136_1

Townsvilleを出航し丸4日。オーストラリアとニューギニア島の間に広がるコー
ラル海を2/3ほど進みました。
といっても、ちゃんと帆走できたのは半日もなく、あとは鏡のような穏やかな海
面をエンジンで北へ北へと進んでいます。
風がなくても前にすすめるエンジンって素晴らしい!と思うのですが、それにし
ても出港早々、すでに残りの燃料が気になって仕方ありません。先は長い。

3日昼過ぎの位置は南緯12度付近。ちょうど南回帰線と赤道の中間くらいです。
ということは、昼ごろの太陽は本当にちょうど我々の真上。
照りつける日差しは強烈で、日陰は殆ど無し。
大きくカーブしているセールの影も写真の通り細い棒状となってしまい、デッキ上のワッチ要員は船の真ん中で縦に並んで周囲を監視。バンクとハッチの間に入って、なんとか日差しをしのぎます。

日中は強烈な暑さですが湿気が少なく、夜はそこそこ快適。
今は月の出が遅いので、連日満天の天体ショーです。
流れ星も多く、一瞬、雷かと思うような強烈な火球を見ることもしばしば。
まだ南十字星が天の川の中で空高く輝いていますが、北の方角では北斗七星がだいぶ空高くまで上がるようになってきました。
あと10日もすれば北極星が水平線から顔を出しそうです。

モリモリ

ベンガルからレポートです!
------
1月31日正午現在
lat 17'56S Long 147'41E
天気:晴れ 気圧:1012hPa 風向:350度 風速:12kt 波高:0.5m
針路:30度 速力:5.0kt 機帆走
艇体、クルーともに良好です。

昨日、午後3時にTomnsville、Breakwater Marinaを出航しました。
出港当日の朝は雨でしたが日中は晴れて湿度、気温ともにMax。
暑い船内で出入国管理官が大汗をかきながらの出国手続きとなりました。

出港後は見慣れたタウンズビルのシンボルCastle Hillを背に、正面からの北風
に逆らってグレートバリアリーフを北上。
今朝夜明け頃にグレートバリアリーフ出口の島を突破。無事、外洋に出ました。

今回のコースは、亜熱帯から赤道熱帯地方を通り再び亜熱帯を目指す南国ルート。
寒さが厳しい日本から見ればなんて羨ましい、、という感じでしょうが、実際に
は初日から暑くてよく寝られず。3名で休憩時間も少なく、体力勝負の航海とな
ります。

タウンズビル滞在はちょうど一週間。入港日がほぼ満月だったので、これからの
航海は月がどんどん小さくなっていく満天の星空を楽しむ航海となりそうです。

このあとニューギニア島に向かうサンゴ礁の海峡入り口、Jomard島まで約470マ
イル。
安全航海で行ってまいります。 mori2

↑このページのトップヘ